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旧笹浪家住宅【国指定重要文化財】

  • 上ノ国町
  • 歴史文化
  • 平成2年に笹浪家から町に寄贈され、平成4年に国の重要文化財に指定されました。保存修理工事を終え平成15年から公開

  • ヒバ材をふんだんに使った建物内。松前藩政時代には無断でヒバ材を家に用いると処罰されたそうです

  • 日本全国を巡り生涯に12万体の仏像を彫ったといわれる円空。上ノ国町には6体の円空仏が残されています

建造は安政年間。ヒバを贅沢に使った旧家のニシン番屋

笹浪家は上ノ国で代々鰊(ニシン)漁などを営んできた旧家の一つで、この建物は五代目久右衛門が19世紀前期に建てたといわれるもの。笹浪家の古文書には安政4(1857)年に土台替え、翌年に屋根の葺替えを行ったとの記録が残されています。主屋の大部分にはヒバ材が使われ、屋根はヒバの割柾葺(わりまさぶき)で石が置かれています。北海道に現存する民家では最古に属し、日本海沿岸に残るニシン番屋の原型とも言われています。付随する米・文庫蔵は上ノ国の歴史をたどるガイダンス施設として公開中です。

知っトク情報・その他

  • 付属の米・文庫蔵では上ノ国市街地で発見された縄文時代~近世の出土物を展示。なかにはアイヌの大切な祭祀具イクパスイや弓、法力でニシンを呼び寄せたという大蔵鰊の伝説を思わせる祈祷具・鉾形代、北海道で唯一文字の判読できた木簡(木の荷札)など貴重な品々が公開されています。また、200年余り前に道南を旅した管江真澄の足跡をビデオでたどるコーナーもあります。 
  • ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、臨時休館、イベントの中止、サービス内容を変更することがありますことご了承ください。

詳細データ

  • 施設名 (イベント名)
    旧笹浪家住宅【国指定重要文化財】
  • 所在地
    上ノ国町字上ノ国236
  • お問い合わせ先

    0139-55-2230(教育委員会事務局文化財グループ) 0139-55-1165(旧笹浪家住宅(主屋)管理室)

  • 定休日・営業時間
    営業時間/10:00~16:00
    定休日/月曜(祝日の場合翌日)、祝日の翌日
    ※4月第1土曜~11月第2日曜まで開館
  • 料金
    入館料:大人300円、小中高生100円
    ※団体20名以上で大人240円、小中高生80円

    勝山館ガイダンス施設との共通観覧券
    大人 400円 小中高生 100円
    ※団体20名以上で大人 360円、小中高生 90円
  • アクセス方法
    JR木古内駅から函館バス「江差ー木古内線」乗車、大留下車、徒歩3分の上ノ国駅前から「江差・小砂子線」乗車後、上ノ国で下車し徒歩で2分
    木古内から車で道道5号線経由、約50分
    函館から車で約1時間50分
  • 駐車場
    あり (普通車10台、大型車2台、身障者用2台・無料)
  • ホームページ
    http://www.town.kaminokuni.lg.jp/hotnews/detail/00000385.html

更新日:2022/05/09