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開陽台展望館

中標津町
中標津市街から約15km。街並みや北海道遺産の格子状防風林を越え、はるか地平線を望む大パノラマは“感動”の一言。日頃のストレスも吹き飛ぶ爽快さです。展望館内のカフェでは、濃厚な牛乳やジェラートなど酪農王国・中標津ならではの美味しいメニューがずらり。なかでも看板メニューの「しあわせのはちみつソフト」は、開陽台周辺で採れたはちみつをたっぷり使ったココだけの限定品。一日300本も売れるほど人気なので、行ったらぜひ味わって!
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北太平洋シーサイドライン

釧路町・厚岸町・浜中町
釧路町・厚岸町・浜中町の海岸線沿いの道路は別名「岬と花の霧街道」と名づけられ、波しぶきを受けてそそり立つ岩や岬など自然が作り上げた美しい景観を楽しめる、道東屈指の観光ドライブルートです。特に奇岩・絶壁が点在する特異な海岸美は迫力満点。また、釧路町域には入境学(ニコマナイ)や尻羽岬(シレパ岬)など、アイヌ語に漢字を当てはめた難読地名が多く、それぞれの解説看板をたどって行くのも楽しみの一つです。
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コッタロ湿原展望台

標茶町
原始河川沼池と低層湿原が広がり、「釧路湿原のサンプル」と言われている湿原地帯。釧路湿原の中で、もっとも原生の姿をとどめている地域として国立公園の特別保護地区に指定されています。コッタロ湿原展望台からは、蛇行するコッタロ川や散在する無数の沼など、原始的な風景が一望できます。また、タンチョウやアオサギなどの野鳥や氷河期の遺存種と言われている希少なトンボ類を観察することもできます。
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メルヘンの丘

大空町
見渡す限り広がる畑と空、その間を結ぶように並ぶ7本のカラマツが目印の丘陵地。1990年に公開された故黒澤明監督作品『夢』の撮影地にもなっています。これまで多くの人が訪れ、四季それぞれの彩りが織りなすのどかな風景は、いまだに多くのファンを魅了してやみません。特に評判なのは、ジャガイモの花が開花する初夏。実からは想像がつかない、白く可憐な花が大地を飾ります。
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知床峠 (紅葉)

斜里町
国道334号線のウトロと羅臼を結ぶ知床横断道路では、9月下旬から周囲のダケカンバやナナカマドなどの樹木が色づき始めます。羅臼岳を最高峰とする知床連山が頂上から紅葉していくので、標高が上がるにつれ木々が色づいていく姿をドライブしながら楽しむことができます。もちろん峠から眺める景観も見事。羅臼岳の紅葉はもちろん、天候が良ければ遠く北方領土国後島も望むことができます。
※ヒグマ出没の影響により知床峠頂上の駐車帯は閉鎖されることがあります。お出掛けの際は最新情報を役場ホームページ等でご確認ください -
幣舞橋(ぬさまいばし)

釧路市
JR釧路駅から続くメインストリート・北大通の先にある橋で、札幌の豊平橋、旭川の旭橋と並ぶ北海道三大名橋のひとつと言われています。釧路川に初めて幣舞橋が架けられたのは1889(明治22)年、明治の後期で、釧路で新聞記者をしていた石川啄木も幣舞橋を利用していました。欄干に四季を表現したブロンズ像を配す現在の橋は5代目で、1976年に建築されたものです。太平洋を背景にした神々しい夕日は、世界三大夕日のひとつと形容され、地元の飲食店では夕日をイメージしたご当地カクテル「くしろ夕日ハイボール」を味わえます。
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霧多布岬

浜中町
霧多布岬(きりたっぷみさき)の正式名称は湯沸岬(とうふつみさき)です。トッカリ(アザラシ)を見かけることからトッカリ岬とも呼ばれています。標高40~60mのテーブル型をした霧多布半島の東側、太平洋の荒波に突き出るように位置しています。展望台からは3km先にアザラシのいる帆掛岩、浜中湾越しに奔幌戸、貰人の絶壁、海岸線等を見ることができます。また、『トッカリ岬のうた』という伝説があり、この地でアザラシが見られる理由が現代にも語り継がれています。近年では、野生のラッコを見ることができ、数組の親子を含む十数頭が確認されています。
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「ひがしもこと芝桜公園」のシバザクラ

大空町
2010年に『ひがしもこと芝桜公園』としてリニューアル。「滝上公園」に匹敵する規模の、広大な芝ざくら景勝地です。ピンク色や白い花を咲かせる美しい山肌には散策路が幾すじも伸び、さまざまな角度から風景が楽しめます。5月上旬から花の開花に合わせて約1カ月間続く「芝桜まつり」には、毎年多数の観光客が訪れ、多彩なイベントが開催されます。
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霧多布湿原 (北海道遺産)

浜中町
浜中町の中央部、太平洋に面して森と海に囲まれるように広がる霧多布湿原。ラムサール条約にも指定されており、面積が約3,168haの広大な湿原です。春から秋にかけて色とりどりの花に彩られますが、なかでもエゾカンゾウが一斉に花を咲かせる7月上旬がおすすめです。湿原センターでは、湿原の仕組みを解説する展示や湿原を楽しむための情報が揃うので、散策をスタートする前にぜひ立ち寄って。
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根室市春国岱(しゅんくにたい)原生野鳥公園ネイチャーセンター

根室市
根室半島のつけねに位置する「春国岱」(しゅんくにたい)は、根室湾と風蓮湖を仕切る、長さ8km、最大幅1.3kmの砂でできた島。干潟・草原・湿原・森林などの道東の自然環境が一個所に凝縮された不思議な場所です。木道などの観察路が整備されており、タンチョウやオジロワシ、森や草原の小鳥などの多種多様な野鳥が観察できます。また4~10月には、ミズバショウやハマハタザオなど湿原や草原の花が次々に開花します。周囲の風蓮湖には、年間を通じてさまざまな渡り鳥が渡来します。10~11月と3~4月にはオオハクチョウや様々な種類のカモ類、4~5月と7~9月にはシギ・チドリ類、11~2月にはオオワシやオジロワシ。まさに野鳥の楽園です。ネイチャーセンターでは、春国岱と風蓮湖の生きものたちの旬の自然情報を提供しています。
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フンベの滝

広尾町
広尾市街から襟裳岬に向かう国道336号、道路脇の断崖から流れ落ちるこの滝は、川が落ちるのではなく、岩の間を通ってきた水がここで流れ出て落下する珍しいものです。50mほどのあいだにいくつもの滝があり、岩肌を幾筋もの水の流れが落ちる光景は、清涼感たっぷりの美しさ。冬は水が凍結し、また違った景観を見せてくれます。なお地名のフンベとはアイヌ語で鯨の意。昔、この浜に鯨が打ち上げられたことにちなむのだそう。
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裏摩周展望台

清里町
清里町と中標津町との町境に位置した展望台で、弟子屈町にある第1・第3展望台とは反対側にあることから「裏摩周展望台」と呼ばれています。弟子屈町側の展望台よりも標高が低いために霧の発生が少なく、神秘的な摩周湖をハッキリと望めます。第1・第3展望台へのルートとも異なっているので、比較的観光客が少なく落ち着いた雰囲気の穴場スポットです。青く澄み切った湖面や摩周岳の豊かな自然など、他の展望台とはまた違った摩周湖の表情を見ることができます。
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オンネトー

足寄町
阿寒摩周国立公園の深い原生林の中にひっそりとたたずむ北海道内三大秘湖のひとつ。語源はアイヌ語で「年老いた沼」の意味で、見る場所や気象条件によって湖面の色が様々にうつろうことから「五色沼」「神秘の湖」とも呼ばれる。日本百名山のひとつでもある雌阿寒岳は年間一万人以上の登山客で賑わう道内有数の登山スポットだ。湖岸には湖を一周する散策路も設けられているのでマイナスイオンをたっぷりと感じながらの森林浴もおすすめ。オンネトー国設野営場に隣接する「オンネトー休憩舎」ではコーヒーやソフトクリーム、軽食を楽しみながらのんびりとした時間を過ごすことができる。
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サロマ湖

佐呂間町
日本で3番目、北海道では1番大きな湖であるサロマ湖は東西に長い湖。その、ほぼ中央に位置している幌岩山の山頂にある展望台であれば、見渡すほどに広い湖を一望できます。展望デッキからは、サロマ湖の端から端まで、そしてオホーツク海と湖を隔てる砂嘴(さし)や知床連山など、ほかでは見られない景観が目の前に。サロマンブルーと形容されるほど独特の青色をしているサロマ湖と目の前に広がるオホーツク海に魅せられて、思わず時間を忘れてしまいそう。特に夕方の時間帯は空も湖も、言葉では言い表しがたい美しさです。サロマ湖周辺の飲食店では、特産物の新鮮なホタテなども食べられますよ。
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鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ

鶴居村
タンチョウとその生息環境を守るための活動拠点である鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ。給餌人としてタンチョウの保護に尽くした伊藤良孝氏から受け継いだ給餌場には、毎年12月中旬から3月上旬までの間に数多くのタンチョウが訪れます。年末には200羽ほどが飛来。2月には求愛ダンスが盛んに見られるなど、季節ごとにさまざまな姿と出会えます。給餌場に隣接するネイチャーセンターには日本野鳥の会レンジャーが常駐しているので解説を聞くこともできます。
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釧路市立博物館

釧路市
釧路市立博物館は東北海道屈指の規模と歴史を持つ総合博物館。エントランスホールではマンモスの骨格標本がお出迎え。1階では釧路湿原やその周辺、太平洋の豊かな自然に関する標本資料を、2階は縄文・続縄文・擦文時代の遺物など考古資料をはじめ、北海道遺産でもある「簡易軌道」や釧路の歴史や産業に関わる資料を展示しています。4階ではアイヌ民族資料とタンチョウを展示しており、太平洋を臨む展望室もあります。釧路の自然や歴史をテーマとする企画展も充実。釧路を知る・楽しむ情報基地として気軽にご利用を。
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北のアルプ美術館

斜里町
哲学者で詩人の串田孫一(1915-2005)が代表となり、1958年から1983年までの25年間にわたって刊行された山の文芸誌「アルプ」。同誌が遺したものを後世にも広く伝えようと愛読者だった初代館長の山崎猛(1937-2020)によって1992年に設立された美術館です。館内には「アルプ」の全バックナンバーのほか、これに使用された直筆原稿やカットなどの原画や資料、さらにはオホーツクにゆかりの深い作家の作品を展示しています。2012年より「串田孫一の仕事部屋」を復元公開、また2017年には敷地内に「斎藤俊夫山岳文庫」を公開しています。
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福原山荘(紅葉)

鹿追町
毎年1か月間のみ限定で特別公開される、8.5ヘクタールもの広大な敷地に広がる紅葉。300本のモミジが植えられ、敷地内が艶やかな赤に染まります。手入れの行き届いた庭園の途中には3つ池と小さな滝が5つあり、水面に映る紅葉もまた素敵です。散策路は平坦な歩きやすい道なので安心ですよ。私有地なので、マナーを守ってゆったりと散策を楽しみましょう。
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屈斜路湖 (紅葉)

弟子屈町
カルデラ湖としては日本最大の屈斜路湖。10月頃から湖周辺のナナカマドやヤマウルシ、カエデがカラフルに色づき、紅葉のトンネルが続く砂湯付近は見ごたえがあります。そのほか、湖に突き出た火山の島「和琴半島」を1周できる散策路も紅葉を楽しむのにもってこいのスポット。赤や黄色と鮮やかに染まった紅葉と島先端のオヤコツ地獄の噴煙を見ながら雄大な自然を満喫できます。
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阿寒湖(紅葉)

釧路市
四季折々の豊かな自然体験ができる阿寒湖周辺。10月初旬からの紅葉シーズンには、毎年一万人以上の見物客が押し寄せる人気のスポットです。阿寒川の源流となる滝口の「滝見橋」では、真っ赤に色づいたカエデや黄色いカツラ・ダケカンバなどの見事な紅葉が見られるほか、「ボッケ桟橋」から眺める雄阿寒岳など鑑賞ポイントが多数あります。
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能取湖サンゴ草群生地

網走市
網走国定公園内・能取湖の南岸に位置する卯原内(うばらない)。その湖畔周辺に群生するサンゴ草(別名アッケシソウ)が、サンゴのように美しく赤変して見ごろを迎えるのは、例年8月下旬から9月下旬です(天候により若干の変動あり)。平成22年、生育不良で群生地が減少傾向にありましたが、オール網走体制による種子採取・播種や湖水の入排水改善などにより、平成27年8月、ついに群生地の復活が宣言されました。
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サンゴ岬

湧別町
サロマ湖を地図で見て、左側に位置するサンゴ岬。この岬の内側、鶴沼にサンゴ草の群生地があります。正式名称は「アッケシソウ」。その姿形や秋に紅葉する色などが、海に生息するサンゴに似ていることからサンゴ草と呼ばれています。北海道のサロマ湖周辺や能取湖など道東地方で見られ、サンゴ岬の群生地は昭和32年に北海道指定天然記念物に指定されるほど貴重な植物です。毎年9月中旬〜下旬頃、真っ赤に色付く鶴沼のサンゴ草群生地は、なんと約2万平方メートルもの広さ。駐車場から小さな吊り橋を渡ると現れる「真っ赤なじゅうたん」は、息を飲むほどの美しさ。ぜひ一度は見ておきたい風景といえるでしょう。
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紋別市立博物館・まちなか芸術館

紋別市
紋別の歴史、産業、文化を一度に知って体感できるスポット。紋別市立博物館は「ハマ」「オカ」「ヤマ」の3つのテーマで、基幹産業である漁業、生活や農業・林業、金や銀などの鉱業を実物資料や映像などにより紹介しています。精巧に作られた旧石器時代から江戸時代のジオラマや漁網等の模型、新設された鉄道コーナーは一見の価値ありです。芸術館では村瀬真治の色彩豊かな流氷絵画や齊藤顯治の大自然を表現した彫刻、新規公開となった現代芸術家・竹澤イチローの作品を見ることができます。
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三国峠

上士幌町
国道273号の上川町と上士幌町の境界にある峠で、「三国」の名は旧地名の石狩国、十勝国、北見国の境界に位置することから付いたと言われています。峠の標高は、自動車が通行できる峠としては北海道で最も高い1139m。十勝側を見下ろす頂上部には、土産屋やトイレ、駐車場があり、巨大なすり鉢のような大樹海を一望することができます。頂上から十勝側の下りでは、大きくカーブを描く道そのものが一枚の絵のような美しさです。
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三国峠 (紅葉)

上士幌町
三国峠は上士幌から層雲峡温泉方面へ抜ける標高1,139mの北海道で最も高いところにある国道です。峠から眼下に広がる原生林の大樹海がカラフルに色づく紅葉シーズンは圧巻で、絶景のドライブルートとしても有名。峠の休憩所には展望台もあり、鮮やかな樹海のパノラマと雄大な山々を眺めることもできます。また、売店では自家焙煎ハンドドリップコーヒーやソフトクリーム、軽食が楽しめます。
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能取岬

網走市
オホーツク海に突き出た岬で、北側にはオホーツク海が広がります。西側には能取湖と常呂町の海岸を、東側には遠く知床連山を眺められ、オホーツクの美しさと雄大さを感じられるスポットです。またここは映画のロケ地やCM撮影地としても知られる絶景スポットです。背後に広がる能取湖は秋のサンゴ草で知られますが、真冬には、すぐそばまでせまり来る迫力ある流氷の風景を堪能することができます。突端近くまで進むと、ほぼ360度流氷に囲まれているような不思議な体験ができます。
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北海道立北方民族博物館

網走市
アイヌやイヌイト、ウイルタなど、北方地域の諸民族の文化を紹介する国内唯一の北方民族専門の博物館です。展示室ではアザラシの腸で作られた衣服などの北方民族の知恵や技術が分かる資料や、仮面やトーテムポール、クマ送りなど各民族の儀礼・精神文化が紹介されているほか、6~11世紀にかけてオホーツク海沿岸で栄えていたオホーツク文化を伝える土器などの貴重な資料も見ることができます。日・英・中・韓・タイ語の5カ国語対応の無料で利用できる音声ガイドもあります。
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「つつじヶ原自然探勝路」のツツジ

弟子屈町
つねに山肌のいたるとことから硫黄の噴煙がゴウゴウと音を立てて立ち上る、迫力満点の硫黄山。現在は落石の危険から立ち入り禁止となっていますが、その山麓には「白エゾイソツツジ」の大群生地、「つつじヶ原」が約100haも広がっていて、観光客の目を楽しませてくれます。地面をはうように白い可憐な花を咲かせる白エゾイソツツジの見頃は、例年6月中旬から下旬頃。この風景を堪能するには、川湯温泉から硫黄山に続く約2kmの散策路がオススメです。アカエゾマツの林から白エゾイソツツジやハイマツなどの高山植物の大群生へと景色は一変。6月10日~7月10日の期間は、ガイド付きの探勝会も実施されます。
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花時計ハナック

音更町
かつてはギネスブックにも載ったことがある花時計ハナック。十勝川温泉を見下ろす丘の上にあり、その大きさはなんと直径18m。秒針だけでも10m10cmの長さがあり、約2万株の色彩豊かな花々に囲まれながら静かに時を刻んでいます。花壇はチューリップやパンジーなど、春から秋にかけて1シーズンに2回花の植栽が行われ、例年6月下旬~7月下旬には「花風景・ハナックと花ロード」というイベントが開催されます。
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十勝が丘展望台

音更町
花時計ハナックがある十勝が丘公園のすぐ上に設けられた展望台。眼下には十勝川温泉のホテル街があり、その向こうに悠々と流れる十勝川、そして広大な十勝平野、はるか遠くに延々と連なる日高山脈を望むことができます。夕刻が近づくと、美しい夕日を撮影しに訪れるアマチュアカメラマンの姿も見られ、ここが撮影スポットとしても人気が高いことがうかがえます。十勝川温泉を訪れる際には、ぜひとも立ち寄ってほしい展望スポットです。
