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北のウォール街

小樽市
世界の金融市場ニューヨークのウォール街になぞらえて呼ばれるようになった「北のウォール街」。明治から大正期にかけて建てられた石造り、レンガ造りの数々の歴史的建造物は、かつて金融の拠点とされていた歴史を感じることができます。また、夜にはライトアップされる施設もあって、なんとも幻想的な雰囲気。ライトアップに合わせて、日中の街並みとは違う夜の小樽を散策してみるのも良いものです。
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かんのファーム (花と野菜の生産農園)

上富良野町
ラベンダーをはじめ約10種類もの花や農作物を植えているので、秋の収穫までの長い期間彩りの景色が楽しめる花と野菜の生産農園。ラベンダー観光園とは一味違う、ジャガイモやかぼちゃの畑が作りだす風景は、かんのファームならでは(見学の際、絶対に畑に入ってはいけません)。園内には、自家農園の花で作ったフラワーリース、花の苗、農産物の販売所もあり、毎年8~10月頃登場するもぎたて茹でたてとうきびは、甘くてみずみずしくて大人気です。
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むかわ町穂別博物館

むかわ町
中生代白亜紀のクビナガリュウやモササウルス、ウミガメなどの海の爬虫類やアンモナイトなどを中心に、むかわ町穂別地域で発見された実物化石や復元模型を常設展示している。日本国内最大の恐竜全身骨格である「カムイサウルス・ジャポニクス(通称、むかわ竜)」の実物化石や復元レプリカ(どちらも一部)も公開。一億年前の恐竜時代の生物に会いに行こう!
※触ることができる展示、パズルやワークシートは現在中止
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当麻鐘乳洞

当麻町
どことなく妖しく幻想的な雰囲気に満ちた鍾乳洞。北海道でその独特な雰囲気を体験できるのは、道の天然記念物にも指定されている当麻鐘乳洞だけ。全長135mに渡って広がる鍾乳洞の内部では、天井からつららのように下がった鍾乳管や、地表から筍のように伸びた石筍などを見ることができます。夏でも10℃前後とひんやり涼しい洞内は、ライトアップされて神秘的。不純物が少なく結晶の状態が良いとされる鍾乳石の数々は、まさに自然が創り出したアートです。
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阿寒摩周国立公園 太郎湖&次郎湖

釧路市阿寒町
国立公園内にある二つの湖で、1時間ほどの散策で阿寒湖温泉の原生の大自然を満喫できます。雄阿寒岳登山道入口から雄阿寒岳を取り囲む原生林を10分ほど歩くと、阿寒湖と次郎湖から流れ入る水の音に包まれます。湖は、冬でも結氷しないほどの水量が大きな流れを保っており、岩の間から湧き出る水が、辺り一帯を力強い水音で癒しの空気に満たします。
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増毛の歴史的建物群(駅前の歴史的建物群と旧増毛小学校)

増毛町
留萌本線の終着駅・増毛駅の周辺には、日本海の風雪に耐えた石造りや木造の建物が多く残り、懐かしい面影の街並みが続きます。映画「駅STATION」の舞台となった駅前通りから、小高い丘にある旧増毛小学校までがちょっとした散策路になっており、古き良き時代の歴史的建造物を目で、そして肌で感じることができます。旧増毛小学校は1936年に建築された戦前の木造校舎です。
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北海道風景画館

中富良野町
中富良野在住の画家・奥田修一が描く油彩画を展示する私設美術館。館内には富良野や北海道の風景作品40~50点ほど展示。実際に自然の中に身をおき描写した作品は、「光」「風」など自然光景も表現され、臨場感とともに象徴性をも感じさせます。奥田氏は現役の画家として活躍中で、毎年新作も披露。画家自身のコーディネートによる現在進行形の美術館では、20年にわたって育てきた庭を「風景画家の庭」として来館者に開放。小さな教会 虹の光のマリア御堂も人気です。木漏れ日のデッキではお茶の時間を楽しめます。
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奥尻島津波館(資料館)

奥尻町
1993年7月12日に発生した北海道南西沖地震。震源地に近い奥尻島は、直後の大津波により壊滅的な被害を受けました。ここ「奥尻島津波館」は、災害の記憶と教訓、全国から寄せられた復興支援への感謝を伝える施設です。展示スペースは7つのテーマに別れ、災害翌日の写真や子どもたちの詩・作文、198名の被害者を悼むモニュメントなどが展示されています。地階の映像ホールでは、災害から復興までの姿を映し出した作品を公開しています。
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千歳市埋蔵文化財センター

千歳市
2021年の7月に世界文化遺産に正式登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」。その中の構成資産の一つ、千歳市の国指定史跡「キウス周堤墓群」で出土した『磨製石棒』などを展示。施設は2005年に閉校になった旧長都小中学校の校舎をリニューアルし、2010年から所蔵資料を一般公開しています。千歳市では新千歳空港建設にともなう大規模な発掘調査などによって、300カ所を超える遺跡が見つかっています。それらの遺跡から発掘された土器や石器など、縄文時代を中心とした千歳の歴史、文化を知ることができます。
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史跡 キウス周堤墓群(しせき きうすしゅうていぼぐん)

千歳市
周提墓とはあまり聞き慣れない言葉ですが、地面を円形に掘り下げ周囲を環状に土で盛った、縄文時代後期に造られた北海道固有の共同墓地のことです。道内にはわずかに周堤墓群が点在し、なかでも史跡キウス周堤墓群は他に例のない縄文時代最大級の規模。現在9基が存在し、形状がわかる8基のうち外径約83mの1号周提墓はほぼ完全な状態で残っています。2号周提墓はくぼみが最大4.7mという深さです。地表からそれらの形を見ることができるまとまった周提墓として、現在約11ヘクタールの範囲が国の史跡に指定されています。
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陽殖園(ようしょくえん)

滝上町
太陽が花々を育み、殖やしてくれる庭、陽殖園。現在、約8万平米の敷地に、およそ800種類以上の花々が、それぞれの季節に自然のタイミングで咲き誇る。昭和30年、園主の高橋さんが花売りの行商をしながら、独学で開園・造成をはじめた。完全無農薬にこだわり、化学肥料は一切つかわない健全な花々。園内の大小の池、約5kmの散策路、どれもが手づくりだ。花を愛でながら歩くと、たっぷり2時間はかかる、朝の園主ガイドがオススメ!
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平取町芽生すずらん群生地

平取町
大きな葉の下で小さく可憐な白い花をつけるすずらん。平取町幌尻岳のふもと・芽生(めむ)には、北海道に夏の訪れを告げる野性すずらんの一大群生地があります。その面積は約15haと日本一の広さ。控えめな花の姿とは対照的に、その香りはとても芳しく豊か。あたり一面に広がる香りに包まれる体験は感動的。花言葉の「幸福の訪れ」を感じられるかもしれません。一般公開は毎年5月下旬~6月中旬の約1ヶ月。「すずらん観賞会」の期間が一番見頃です。
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ポロト湖

白老町
ポロト湖はアイヌ語で大きな沼という名前を持つ周囲約4kmで自然休養林に囲まれた小さな湖です。湖畔には、キャンプ場や春には水芭蕉を眺め、夏は新緑を背にしてサイクリング、秋は紅葉の中をのんびりウオーキング、冬はわかさぎ釣り(大人500円税込)など四季折々の自然が楽しめるスポットです。
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中川町エコミュージアムセンター エコールなかがわ

中川町
真珠層が保存された美しいアンモナイトの化石や、日本最大級・全長11mのクビナガリュウの復元骨格など、中川町で発掘された化石や土器などをメインに展示する自然誌博物館です。中川町とその周辺の地層、森林の変化、古生物、歴史、民俗を総合的に知ることができます。また、併設の宿泊型研修施設では、日帰りで体験できるプログラムも充実。10名以上の団体を対象としたものがほとんどですが、実際に化石の発掘にチャレンジしたり、アンモナイトでストラップを作ったりできます。
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北海道新幹線ビュースポット

木古内町
新幹線は乗車することはもちろんのこと、その走行する姿を見るだけでもワクワクするものです。そこでうってつけなのが、駅から車で10分ほど走ったところに作られたこの展望台。屋根の緑、柵の紫は北海道新幹線カラーそのもの。無料の固定式双眼鏡が設置されていて、360度回転できるので分岐ポイントやトンネルを走り抜けていく列車の姿を見ることができます。また、並走する在来線を走る列車の姿もバッチリ!現場にも時刻表を掲示していますが、事前に時刻表で運行予定を確認していくことをお勧めします。
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大沼ガロハーブガーデン

七飯町
城岱牧場の麓に広がるのんびりとした農園は、心も体も元気になれるスポット。そこには、数々のハーブのほか、農薬や化学肥料などを一切使用しない有機栽培で育てられた西洋野菜や一般野菜、小果樹など、年間を通して100種類上もの栽培が行われています。2011年より養蜂も開始し、ハーブなどから集められたハチミツも販売。ふらりと見学&散策ができます。
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ウスタイベ千畳岩

枝幸町
稚内市と紋別市のちょうど真ん中。毛がにで有名な枝幸町にある景勝地です。その名の通り、畳を敷きつめたような岩が波打ち際まで広がっていて、独特の景観。駐車場から海と巨岩のコントラストを満喫するのもいいですが、ここはやっぱり階段を下りて広い岩場に下り立つのがおすすめです。目の前にはオホーツクの大海原、そこここにできた潮溜まりで磯遊びも楽しめます。流氷におおわれ、大氷原に変わる冬の景色も圧巻ですよ。
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サラキ岬

木古内町
幕末に建造され、日本の船として初めて太平洋横断の偉業を成し遂げた咸臨丸 (かんりんまる)が眠っている場所として知られている名所です。岬にはモニュメントや終焉の碑が建てられ、そこから函館山や青森県の風景を眺めることができます。春には約60種5万球の花に圧巻されるチューリップ園に変身し、お花見の人気スポットになっています。夜には満点の星空が美しく、星空観察を楽しみたいならここがイチオシです!
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雄冬岬展望台

増毛町
「北海道三大秘岬」って知っている?実は、この雄冬岬もそのひとつ。理由は昭和56年に国道が開通するまで、交通手段が船しかなく簡単には行けない秘境の地だったから。現在は展望台が整備され、国道沿いの駐車場から遊歩道が作られています。展望台までは15分ほど急な階段を上りますが、高台から見る景色は最高!目の前にはどどーんと広い日本海、海岸線にはダイナミックな断崖が続きます。後ろを振り返れば暑寒別岳の雄大な姿。どちらの景色も壮観です。
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北邦野草園

鷹栖町
嵐山公園の麓に位置し、1972年に開園した自然公園。約12ヘクタールの広さを有する敷地内には、4月下旬から10月下旬までの開園期間中、約600種類以上の草花が順次開花します。カタクリ、エゾエンゴサクが見ごろとなる5月初旬から6月にかけて、植物の種類、数が最も多く、休日には多くの来園者でにぎわいます。8月から秋にかけては、エゾカワラナデシコ、エゾリンドウ、オミナエシ、ヤマハギなどが優美な姿を見せてくれます。全長、約5.2㎞におよぶ散策路があり、おもな3コース(30分、1時間、2時間)を中心に、お時間に合わせて動植物の観察が楽しめます。
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百人浜

えりも町
切り立った断崖と岩礁が特徴的なえりも岬とは対照的に、岬の北東には10kmに渡って続く砂浜があります。ここが百人浜です。名前の由来は諸説あり、古くは寛政3(1791)年『東蝦夷地道中記』に、金掘り百人が捕らえられ処刑されたことから名づけられたことが記されています。北海道の命名者である松浦武四郎の『東蝦夷日誌』にも「一夜の時化に大船多く打上、水夫百人死せしを埋めしとも、又往古幌泉土人十勝土人と戦て、其死骸を埋めしとも言り」とあり、大時化に遭って浜に辿り着いた船員が、飢えと寒さで命を落とした説、アイヌ同士の戦いで百人余りの犠牲者が出た説などがあることを伝えています。実際、この辺りは深い霧に覆われるため遭難事故も多く、浜辺には遭難した南部藩御用船を供養するため、お経を石に一字ずつ写経した「一石一字塔」が残されています。
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悲恋沼

えりも町
襟裳岬から7km、百人浜の北側に、静かに水を湛えた小さな沼があります。名前は悲恋沼。その名の由来となったのが、和人「久作」とピリカ「マエラ」の悲しい恋の物語。時は江戸時代・寛文年間の頃、アイヌ同士の民族争いが起こり、時を同じくして久作は内地へ帰ることに…。この世では結ばれない運命と知った二人は、あの世での再会を誓い別れます。久作の舟を幾日も浜辺で見送り泣き続けたマエラ。その姿が無くなり、後にこの沼が生まれたそうです。夏の夜、水辺に舞うホタルは再会したふたりの姿なのかもしれません。
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祝津パノラマ展望台

小樽市
おたる水族館からホテルノイシュロス小樽へと登る、坂道の途中にある「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に位置する展望台です。目の前には一面に日本海が広がり、赤岩方面の海岸線や高島岬の日和山灯台、おたる水族館などを見渡すことができます。東西にも海を臨むことのできる地形のため、 季節によって朝日や夕陽を楽しむことができる贅沢な絶景スポットで、恋人同士やシャッターチャンスを狙うたくさんの人々が訪れます。
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狩勝ポッポの道 (散策路)

新得町
昭和41年に廃線となった旧国鉄狩勝線跡を整備した散策路。新得山スキー場下のSL広場から旧新内(にいない)駅まで、その距離は約10kmにおよびます。途中にはレンガのアーチ橋や橋脚、信号所跡など鉄道遺産が残っているほか、終点に旧狩勝線インフォメーションセンターがあり、1978年まで東海道本線で活躍していたブルートレインの寝台車3両などが保存されています。ガイドツアーも実施されているので参加してみるのもいいでしょう(2022年のガイドツアーは休止)。
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日勝峠展望台 (紅葉)

清水町
十勝と日高を結ぶ国道274号沿い日勝峠の5合目付近にある展望台。壮大に広がる十勝平野をはじめ、阿寒・東大雪連峰を一望に見渡すことができます。紅葉の名所として有名なのでシーズン中は観光客や地元の人が立ち寄る人気のスポット。針葉樹や広葉樹など色とりどりの紅葉が美しく、展望台からの景観はもちろん、ドライブをしながら山々の鮮やかな木々を楽しむこともできます。
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狩勝峠(展望台)

新得町
国道38号の南富良野町と新得町の境界にあたり、古くは昭和2年に日本新八景に選ばれたことでも知られています。標高644mの頂上から望む十勝平野の大パノラマはまさに絶景。空気の澄んだ晴れた日ならば、50km以上離れた帯広の街並みまで望むことができます。頂上には展望台と公衆トイレなどが完備されているので、ドライブ途中でひと休みするにも最適。全体にカーブがゆるい峠なので、車で越えるのも割合にラクです。
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そば畑

幌加内町
幌加内町名物と言えば、やっぱり「そば」。町内のそばの作付面積は、約3,000ha(東京ドーム60個分!)にまで至り、今では日本一の広さ・生産量を誇る「そばの里」として有名です。そば畑の見頃は7月中旬から8月中旬にかけて。町内の国道沿いには、真っ白なじゅうたんを敷きつめたかのようなそば畑が広がり、道行く人の目を楽しませてくれます。ドライブルートや写真スポットとしてもオススメの名所です。
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朱鞠内湖

幌加内町
人造湖として日本一の広さを誇る朱鞠内湖。リアス式海岸に似た複雑な地形と、湖に浮かぶ大小13の小島が見事に調和し、幻想的な雰囲気を漂わせます。湖畔にはキャンプ場やログキャビン、レストハウスを整備。観光遊覧船に乗って、湖上から独特の景観を楽しむのもいいですね。静寂に包まれる夜は、宿泊の他、バーとしても営業している「レークハウスしゅまりない」へ。月明かりの湖畔を眺めながら、ロマンチックな1杯をどうぞ。
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泉源公園

登別市
登別地獄谷から流れる温泉の川沿いから噴き出す、間欠泉を活用した登別温泉ならではの公園です。約3時間の間隔で50分ほど勢いよく噴出す間欠泉は、どーん、ごぼごぼという迫力ある音が訪れる人を圧倒。その臨場感に普段は浴槽でしか接していない温泉が、地球の活動による恵みなのだなと実感できます。運良く吹き出しのタイミングに出会ったらシャッターチャンスを逃さずに。
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新登別大橋 (展望台・駐車場付大橋)

登別市
「新登別大橋」は、登別川の渓谷に大きくかかる全長240mの朱色のアーチ橋です。橋から谷底までは120mもあり、この高さは北海道一! 遠くから眺めると深い谷にかかった真っ赤なアーチの橋が実に壮観です。また、橋のたもとには駐車場と展望台があり、春から秋にかけて渓谷を埋め尽くすツツジ、ウルシ、モミジが見せる景観と、橋とのコントラストが一見の価値ありと評判になり、多くの観光客で賑わっています。
